【最終営業日】橋本〜和歌山を奔走。登録・車庫・農地転用事情聴取のレポート

皆様、こんにちは。和歌山の行政書士橋本です。

昨日、当事務所は2025年の最終営業日を迎えました。 仕事納めとなる昨日は、橋本市から和歌山市へと紀伊半島を駆け巡り、車庫証明、自動車登録、そして太陽光発電事業に関わる「農地転用」の重要なステップである農業委員会での事情聴取と、非常に密度の濃い一日となりました。

目次

1. 橋本・和歌山の車庫証明から運輸支局での登録へ

午前中は、年明け早々の納車を控えたお客様のために、橋本警察署と和歌山市内の警察署を回り、車庫証明の申請を完了させました。

その後、その足で和歌山運輸支局へ。 最終営業日の運輸支局は、年内登録を目指す業者様や一般の方で非常に混雑していましたが、無事に自動車登録の手続きも完了。車庫証明から登録まで、年をまたがずスムーズに繋げることができ、お客様の新しいカーライフのスタートを支えることができました。

2. 太陽光発電事業における「農地転用」の重要局面

午後は、和歌山市農業委員会にて、太陽光発電設備設置に伴う農地転用申請の「事情聴取」に、事業者様と共に出席いたしました。

現在、太陽光発電を目的とした農地転用は、全国的に審査基準が非常に厳格化されています。

  • 周辺農地への排水や遮光の影響はないか
  • 事業の継続性や資金計画は確かなものか
  • 設備の撤去・原状回復の計画は適正か

書面審査だけでは伝わりきらない「事業の実効性」について、農業委員の方々から多角的な質問が投げかけられる、事業の成否を分ける大きな山場です。

3. 事業者様との「完璧な役割分担」で臨む

今回の事情聴取では、事前に事業者様と綿密な打ち合わせを行い、明確な役割分担をして臨みました。

  • 行政書士(当事務所)の役割: 農地法上の許可基準との整合性、技術的な図面解説、近隣同意の状況など、**「法規・手続き上の根拠」**についての回答を担当。
  • 事業者様の役割: 事業の具体的な背景、メンテナンス体制、地域貢献の考え方など、**「事業主体としての責任と運用」**についての回答を担当。

この連携により、委員からの鋭い質問に対しても、専門的な裏付けと経営者としてのビジョンをセットで返すことができました。役割を分担したことで質疑応答が非常にスムーズに進み、委員会側に事業の安定性と誠実さを強く印象付けることができたと感じております。

4. 2025年を締めくくって

車庫証明、自動車登録、そして農地転用の事情聴取。 行政書士としての機動力と専門性の両方を問われる一日でしたが、すべてのお客様のために全力を尽くし、無事に御用納めとなりました。

当事務所は、単に書類を作成するだけでなく、現場や審査の場に立ち会い、お客様が本来の業務に専念できるよう、二人三脚でトータルサポートを行うことを信条としております。

2025年の最後に、このような手応えのある業務を完遂できたことに感謝申し上げます。


農地転用や自動車手続きでお悩みの皆様へ 「農業委員会の対応をどうすべきか」「複雑な登録手続きを代行してほしい」といったお悩みはございませんか?年明けからの新規プロジェクトも、プロの視点から確実な認可取得に向けて伴走いたします。

本年も誠にありがとうございました。皆様、どうぞ良いお年をお迎えください。

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kenji